【合格体験記】一発合格までのプロセス(第12回: 2次試験(口述試験)〜合格発表)

合格体験記

中小企業診断士試験の勉強は、①1年以上かかる、②受験科目が複数ある、ことから、ペース配分が気になりますよね。

この記事では、私が勉強期間1年で、一発合格に至ったプロセスについて、紹介していきます。

今回は、第12回として、2次試験(口述試験)から合格発表までの記録です。

口述試験のお知らせの受理

中小企業診断協会より、2次試験(筆記試験)の合格者に対して、次の内容が記載された「口述試験のお知らせ(口述試験受験票)」が簡易書留で送られてきます。

(1) 口述試験の開始予定時間
(2) 口述試験会場
(3) 口述試験の班番号

また、次の注意事項(抜粋)も記載されていました。

(1) 当日持参するもの
 ・口述試験受験票(口述試験のお知らせ)
(2) 口述試験の予定時間・受付
 ・口述試験時間は、1人当たり約10分間の予定です。
 ・必ず、試験開始予定時間の30分前までに集合し、受付を済ませてください。開始予定時刻に遅刻した場合は受験を認められません。
 ・受付終了後は、口述試験が始まるまで、所定の場所で静かにお待ちください。
 ・携帯電話などは、必ず電源を切り、バッグなどにしまってください。

2次試験(口述試験)の前日:準備

「持ち物などの最終確認」と「試験会場への行き方・到着予定時刻の確認」をしておきましょう。

持ち物などの最終確認リストは次を参考にしてください。

試験会場の到着予定時刻ですが、口述試験は受験すれば合格率ほぼ100%である一方、もし欠席してしまった場合、1次試験または2次試験(筆記試験)からのやり直しになります。

そのため、私は、開始時刻の2時間前に試験会場の最寄り駅に到着することにしました。

2次試験(口述試験)当日:個人面接までの流れ

(1) 控室用の教室で待機
まずは、受験番号ごとに割り振られた控室用の教室で待機します。(この控室用の教室の座席は自由席です。)
周りを見渡すと、やはり全員スーツ姿でした。
教室前方のスクリーンに、班番号が映し出されており、自分の班になると、受付&順番待ち用の部屋に移動することになります。
なお、トイレに行くのであれば、この段階で行くことをオススメします。

(2) 受付&順番待ち用の部屋へ移動
次に、受付&順番待ち用の部屋へ移動します。
受付で、アルファベットが記載されたカードを渡された後、指定された座席に移動するのですが、そこには自分よりも前の3班分の人たちがキレイに並んで座っています。
そして、一定周期で、誘導係の人が現れ、一番端の座席で待機している人たちを面接室へ誘導します。(受験者1名につき、誘導係1名が付きます。)
一番端の座席の受験生が誘導された後、全受験生は席を1つずれて詰めて、座りなおす作業を繰り返します。
そして、いよいよ、私が一番端の座席に。。

(3) 面接室前の廊下の座席へ移動
誘導係の人から、受験番号と氏名を確認されます。
そして、順番待ちの部屋から、面接室前の廊下の座席に誘導されて、個人面接の注意事項について、説明を受けます。

2次試験(口述試験)当日:個人面接

時間になり、声がかかります。

ドアを3回ノックし、「どうぞ」の返事を受け、「失礼します。」と発し、入室後に「よろしくお願いします。」と一礼。

面接官2名と対面すると、「そちらの机に持ち物を置いてください。」と言われるので、「ありがとうございます。」と指示に従います。

その後、席の横に立って一礼すると、「お座りください」と声がかかりますので、「失礼します」と、背筋を正して、着席します。

なお、面接室のレイアウトは次とおりでした。

面接官とのやりとりは、次のとおりです。

ちなみに私の面接官は2名とも優しそうなおじさんで、場を和ませようとしてくれたため、ありがたかったです。

面接官A「はじめに、あなたのお名前と生年月日を和暦でお答えください。」

私「はい、私の名前は、〇〇です。生年月日は、昭和〇年〇月〇日です。」

面接官A「これから事例Ⅰ~Ⅳの企業について、いくつか質問をさせて頂きます。中小企業診断士として適切な助言をしてください。解答は2分程度を目安にお答えください。あまり固くならなくて大丈夫ですよ(ニコリ)。」

私「はい、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」

面接官A「それでは、事例Ⅳについて、伺います。D社が抱える財務上の問題点はなんでしょうか。」

私「はい、D社が抱える財務上の問題点について、お答えします。D社が抱える財務上の問題点は、〇〇〇。以上となります。」

面接官A「D社は借入を行っていますが、借入を行うことによるメリットとデメリットは何でしょうか。」

私「はい、D社が行っている借入のメリットとデメリットについて、お答えいたします。まず、借入を行うメリットですが、〇〇〇。次に借入を行うデメリットですが、〇〇〇。以上となります。」

面接官B「それでは、私からは事例Ⅳについて、伺います。」

私「(・・・?また、事例Ⅳ??)」

面接官B「間違えました、私からは事例Ⅲについて、伺います。」

私「(マズイ、吹き出しそうだ・・・笑)」

面接官B「それでは、事例Ⅲについて、伺います。C社の強みと弱みについて、お答えください。」

私「はい、C社の強みと弱みについて、お答えします。まず、C社の強みは、〇〇〇。次にC社の弱みは、〇〇〇。以上となります。」

面接官B「C社は、売上の面で、X社に依存していますが、そのリスクについてお答えください。」

私「はい、売上の面でX社に依存していることのリスクについてお答えします。売上面でX社に依存することのリスクとしては、〇〇〇。以上となります。」

面接官A「それでは、面接を終了します。お疲れ様でした。」

私「ありがとうございました。」

試験後

試験終了後は、自由解散になります。

なんとか、無事に終えことができました。

秘密兵器として用意していたフレーズ「正しい情報をお伝えしたいため、持ち帰って、調べた上で、後日、御報告させていただきたいと思うのですが、よろしいでしょうか。」も使わずに済みましたw

口述試験の合格発表は、10日後の12月25日クリスマスでした。

結果はもちろん、「合格」!!

最高のクリスマスプレゼントになりました!

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